リード・商談獲得支援のマーケティングツールを提供するSmartApproachです。今回は、マーケティング領域の中でもSmartApproachが注力しているナーチャリング(育成)でリード獲得にFacebook広告(動画)を活用するときのTipsをまとめました。
今回はFacebookの動画広告を活用します。動画広告といえば、認知獲得を目的に利用するものというイメージが強いかと思います。もちろんブランド認知としての利用として実施するのが効果的です。しかし、数秒でも動画を見てもらうことができることは認知だけではなく理解促進まで行うことができるため、静止画のWeb広告でクリックしてもらってLPに流入してもらうのと同じくらいの効果が期待できます。そのため、通常のWeb広告でLPへの流入に苦戦している、CPCが高騰している場合などは動画素材を用意してリード獲得に活用するのが良い場合もあります。
ここではFacebook動画広告による認知獲得とFacebookリード獲得広告によるリターゲティング広告を活用することでリード獲得につなげる流れを紹介します。
予算を抑えながら出稿するために、サイト訪問者もしくはコンバージョンした方の類似オーディエンスを使用します。また、コンバージョンした方に広告を配信しないよう除外設定をしておきます。
類似オーディエンスの利点は、例えばコンバージョンした方をもとにした類似ユーザーは、コンバージョンした方に近い属性を持っています。そのため、コンバージョンにつながりやすく、サイト訪問ユーザーに比べてコンバージョン率の向上も期待できます。また、新規ユーザーを獲得につなげやすいです。類似ユーザーの対象となるのは、基本的に新規ユーザーとなるため、コンバージョン率の向上を期待しつつ、新規ユーザーの獲得もできる可能性があります。
[オーディエンスを作成]から[カスタムオーディエンス]を選択し、[動画]をクリックします。[エンゲージメント]フィールドで、オーディエンスの作成に使用するコンテンツのタイプを選択します。オーディエンスの作成に使用するコンテンツの種類を選択します。
コンテンツの種類については動画の視聴秒数や視聴割合で設定が可能です。
・あなたの動画を3秒以上再生した人
・あなたの動画を10秒以上再生した人
・動画の再生を完了した人、もしくは15秒以上視聴した人の数( ThruPlay )
・あなたの動画を25%まで再生した人
・あなたの動画を50%まで再生した人
・あなたの動画を75%まで再生した人
・あなたの動画を95%まで再生した人
広告だけでなくFacebookページなどの動画でもこのカスタムオーディエンスは作成することができます。
Facebook広告のリード獲得広告では、資料ダウンロードやウェビナー予約などをコンバージョンに設定し、Facebook広告をクリックするとFacebookのインスタントフォームが立ち上がり、名前や連絡先を入力すると資料ダウンロードや予約が完了するという流れになります。今回は、カスタムオーディエンスを上記で作成した動画視聴者を対象に実施します。
加えて、予算に余裕があれば動画視聴者の類似オーディエンスを作成し、そちらにも配信するのもおすすめです。
リード獲得広告については、下記の記事を参照してみてください。
リード獲得広告は、とても便利な機能なのですが、リード情報がFacebookのLead Ads Formsに蓄積されるため、ダウンロードする必要があることと、資料ダウンロード後のお客様にサンクスメールなどが自動で送れないという欠点があります。そのため、Facebook広告のリード情報をCRM/MAツールにZapierを利用して自動連携されるよう設定し、それをトリガーにメール送信されるよう設定することをおすすめします。
Facebook広告を使用したことがある方もない方もまだ実施していない施策があればぜひ試してみてください。
SmartApproachは、データ分析によってリード、商談獲得を支援するツールです。具体的な設定や運用方法でお困りの場合は、ぜひご相談ください。
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