1.Bluespine
自家保険の雇用主向けにAIを活用した請求コスト削減プラットフォームを開発したBluespineはシード資金調達ラウンドで720万ドルを調達。
https://www.calcalistech.com/ctechnews/article/rytyz11fgjx
アメリカは、企業が保険者となって従業員の医療費の負担を保険でカバーする自家保険というものがあり、自家保険を導入している企業も多いのですが、従業員からの保険請求に対応するのが企業側にかなりの負荷がかかってしまうので、それをAIが効率化するサービスです。
保険や医療は煩雑な手続きが多いので、AIサービスが数多く登場しています。
2.Tessl
Snykの創設者ガイ・ポジャーニーが設立したAIソフトウェア開発プラットフォームTesslが1億2500万ドルを調達。
Tessl により、開発者はコードのすべての行を記述、デバッグ、保守する必要がなくなります。作成プロセスでは、顧客の悩みやユーザーのニーズを理解し、問題解決とシステム設計を行うことが重視されるようになり、最終的には誰にとってもより優れたソフトウェアが実現するそうです。
生成AIサービスで多くの成功事例が出ている領域がプログラミングやシステム開発の領域です。
3.Gendo
https://thenextweb.com/news/ai-startup-gendo-midjourney-architecture-funding
ロンドンを拠点とする建築家向け生成AIのGendoが510 万ユーロを調達。
建築事務所も労働集約な環境ですが、AI建築士が出てくる日も近いかもしれません。
4. Mona AI
ドイツのスタートアップMona AIが200万ユーロを調達、欧州全域の人材派遣会社を自動化へ
https://techfundingnews.com/german-startup-mona-ai-raises-e2m-to-automate-staffing-agencies-across-europe/
ブルーカラー向けの人材派遣においてAIがスクリーニングを行ってくれるAIリクルーティングサービス。特に物流業界で、ドイツ語を話さない労働者を採用する際に人材派遣会社が直面する課題に対処。
5. 11x
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-12/SMT4HHT1UM0W00
人工知能(AI)を活用した営業支援を手掛けるスタートアップ、11xは11日、アンドリーセン・ホロウィッツが主導した新資金調達ラウンドで5000万ドル(約76億9000万円)を調達。
2022年に設立の11xは営業担当者の日常業務を支援するAIボットを開発。
既に年間1,050万ドル(15億円くらい)の経常収入があるらしいです。